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「子ども× I’m OK!」in Child Future Session Week レポート

2014年2月12日、学校が地域や社会に開けた場所となるために、小学校の先生と地域の人々が、共にこれからの教育について語り合う、「子ども× I’m OK!」セッションが開催されました。

 

会場・主催者

会場は、町田新産業創造センター。
株式会社 町田新産業創造センター

主催者は、小学校の先生である中村美央さんです。独特のふわりとした物腰が心地よく、会場は柔らかな空気に包まれていました。
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こちらは、共同でイベントの企画を担った、野村総合研究所の西山恵太さんです。ジュニア・イノベーション・ラボという団体を立ち上げ、こどもたちの想像力を育むワークショップを提供する活動をされています。
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様々な人が一緒に「教育のこれから」を考える

冒頭、中村美央さんから挨拶がありました。

先生、NPOや企業の方、地域の方など、様々な所属の方が、一緒に一つのテーマについて話すことによって、感じてもらいたいなと思っていることがあります。

教育は、様々な人が何かしら興味を持っているのではないでしょうか。同じ職場、同じ分野の人と話すからこそ分かることもあると思います。一方で、様々な人が一緒に「教育のこれから」を考える意味もあると思い、このセッションを企画させてもらいました。

多様な考え方を知って刺激を受けること、自分が大切にしていた価値観に気づくこと、対話そのものを楽しむことを大切にしたいなぁと思っています。

その後は、参加者同士の自己紹介の時間です。
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テーマは自己肯定感

セッションはワールドカフェへと移ります。

実は以前に同様のセッションを開催しており、「これからの社会にこどもたちに必要な力は何だと思いますか?」という問いを立てたところ、多くのグループから “自己肯定感” というワードが出てきたそうです。

そこで今回のテーマは、「自己肯定感を育むにはどんなことが必要だと思いますか?」という問いに設定されました。

 

「自己肯定感」をテーマにしたワールドカフェ

今回、取材に行き、真っ先に実感したのは、会場の雰囲気のよさです。過度に緊張をしている参加者は見当たらず、とてもゆったりとした空気が流れていました。

主催者の中村美央さんを中心とする人と人のつながりが、安心感を生んでいるのかもしれません。
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全体でシェア

最後に、ワールドカフェの成果を全体で共有します。

あるグループは、

・自己肯定感とは何かを考えると、「誉める」「叱る」がキーワードになるのではないか
・教育現場の中で、どういうふうな成功体験をしてもらえればいいのか
・「自己肯定感」をもっと平たい言葉に置き換えればいいのではないか。「自分を見つけていく」「自分を発見する」など
・こどもたちに生き物を育てさせ、自分たちは生きている、これからも生きていくというリアリティを実感してもらえば、自己肯定感に繋がるのではないか

別のグループは、

・結論として、「話す」のがいいのではないか
・最初は「誉める」のがいいのではないか、教育現場や家庭が同じ方向を向いてみなで育てていくのがいいのではないか、という話をしていた
・が、自己肯定感が育まれていないこどもにどう接していけばいいかと考えると、人とのコミュニケーションの中で共感したり、自分の気持ちを伝えたり、自分を見つめ直したりが必要ではないか
・叱るにも信頼関係が必要で、それは「話す」ことで育まれるのではないか

また別のグループは、

・キーワードは2つ。一つは「本気」
・こどもたちが何に本気になっているのかを知ることは、自分たちにできることなのではないか
・なぜなら、本気でやってないことを誉められても嬉しくないから
・また、本気で誉める、本気で叱る、など本気具合は伝わるのではないかと思う
・もう一つのキーワードは「小さなことを一緒に喜ぶ」
・「誉める」ではなく「一緒に喜ぶ」ではないか

など、まさに千差万別な対話が展開されていました。とても豊かな場であったと感じました。
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一緒に対話を企画しませんか

最後に、中村美央さんから呼びかけがありました。

セッションを見ていて、「同じ職場のこの先生が、こんなことを考えていたんだ!」という驚きがありました。話すって本当に大事だなと思いました。私の野望としては、こういう対話をクラスの保護者の方たちとできたらいいな、と思っています。

これを続けていきたいと思っているので、一緒に企画しましょう、という方がいたら、ぜひ声を掛けてください。

「地域や社会に開けた学校」に共感する方、取り組みが気になる方は、ぜひ中村美央さんまでコンタクトしてみてください。

Facebook – 中村美央

 

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