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【11/9】サイエンスアゴラ2013にて2つのフューチャーセッションを開催

科学祭『サイエンスアゴラ2-13』が、11月9日(土)・10日(日)に、お台場の科学未来館で開催され、2つのフューチャーセッションが実施されます。

ファシリテーションは株式会社フューチャーセッションズです。

サイエンスアゴラ「みんなでつくる7連続ワークショップ」 :: 平川ユニット :: 調査・研究 :: 科学コミュニケーションセンター|Center for Science Communication
サイエンスアゴラ2013 …

■11月9日(土)
10:20~12:00 サイエンスアゴラ2013 開幕セッション
WS1「つくるコミュニケーション『最上の問い』セッション」
主催:CSC
ファシリテーション:株式会社 フューチャーセッションズ

概要:専門家にとっての“つくるコミュニケーション”を実践します。専門家が「質の高い問い」を出すために、市民(異分野の専門家)が「なぜ」を問いかけることによって、洗練された課題設定(課題そのものを本質に近づける)を実現するセッションです。具体的には、30分のワールドカフェによって挙げられた「科学で解いてみたい社会問題」から、投票によって上位10を選び、選ばれた社会問題に参加者が自由に分かれて話し合い、その問題と科学による解決の方向性をコミュニケーションの中で見出すものです。

対象者:自然科学・人文科学・産業界・行政などの専門家、合計50名程度

WS1「つくるコミュニケーション『最上の問い』セッション」: サイエンスアゴラ「みんなでつくる7連続ワークショップ」 :: 平川ユニット :: 調査・研究 :: 科学コミュニケーションセンター|Center for Science Communication

13:00~14:30
WS2「つくるコミュニケーション『自分ゴトの問い』セッション」
主催:CSC
ファシリテーション:株式会社 フューチャーセッションズ

概要:市民にとっての“つくるコミュニケーション”を実践します。多様性ある社会問題に挑む市民が「問題提起」するために、ニッチで深い問題を多数取り上げ専門家とともに、取り上げられた問題間の関係性を検証し、問題と問題の間にある別の問題を発見するセッションです。具体的には、30分のワールドカフェによって挙げられた「最重要の具体的社会問題」から投票によって上位10を選び、選ばれた社会問題に参加者が自由に分かれて話し合い、その問題が各人にとってどのように大切か(つまり社会問題の自分ゴト化)を整理するものです。

対象者:産業界、NPOや社会起業家など問題意識の高い参加者、合計50名程度

WS2「つくるコミュニケーション『自分ゴトの問い』セッション」: サイエンスアゴラ「みんなでつくる7連続ワークショップ」 :: 平川ユニット :: 調査・研究 :: 科学コミュニケーションセンター|Center for Science Communication

『2020年の働き方とは?「未来の新卒採用100」探索セッション』レポート

日本独特の新卒一括採用方式には様々な異論反論がある。昨今では企業と学生のマッチングの問題が取りざたされているなかで、ユニークな採用活動やグローバル就活が取り上げられている。

とはいえ、企業全体での解決策は見えず、働き方も多様化する中で制度が変化に附いていっていない。採用活動における変化の兆しや意識の変化を集め、“新卒採用のあるべき姿”を考えるために「未来の新卒採用100」探索セッションが開催された。

 

主催者紹介

株式会社ビジネスサーチラボの山本圭樹さん。大学の文系学者による「社会科学」と企業をつなぎ合わせることでイノベーションを起こす取り組みを行っています。学生時代はアルバイト募集を行っていなかった京都にある星野リゾートの高級旅館に3度の乗り込みの結果採用された行動的かつユーモアあふれた方です。23歳。
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ファシリテーターの筧大日朗さん。株式会社フューチャーセッションズ。(下の写真左)
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リノベーション空間から新たな未来の働き方を考える

家族連れや外国人、老若男女問わず人で賑わう週末の歩行者天国、歌舞伎座から最新ファッションまで溶け合う街、銀座。
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この煌びやかな街の一角にて、企業、NPO、学生、様々な立場を超えて参加者が集まり、民宿旅館をリノベーションしたコワーキングスペース「LEAGUE」にてセッションが行われました。非常に柔らかさと居心地の良さを合わせたオシャレな空間です。
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「未来は不確実だが、1人1人の行動が未来を創る。フューチャーセッションは創意形成の場です」と筧さん。さぁ、フューチャーセッションスタートです!!
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参加者が体験した新卒採用を共有

グループを変えながら自己紹介をし合う。新卒採用や就活をした人、してない人、様々な体験から関係が繋がっていき、場が暖まり始める。昔は退職金まで見て就職を決めたという話が驚きでした。一面性が共有されることで多面的になっていきます。
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変化の兆しを集める 「新卒採用」から「働き方や目的」へ

続いてワールドカフェ。現在の新卒採用について変化の兆しが4人1テーブル毎に次々とブレインストーミングされます。

「大部分の企業が行うポテンシャル採用」、「起業家に関する動向」、「学生の2極化」、「母娘就活」、「グローバル化」など様々な意見が出されました。
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続いて不確実性が高い/低い、インパクトが大きい/小さいの2軸を取り、集まった変化を整理する。
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前半の最後に全員で4テーブルのグラフを見て回り、最もインパクトの大きいと感じる変化に「☆」を付けて回る。
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結果、最も新卒採用に与えるインパクトが大きく、確実性が高いのは

1位「兼業が普通になる」、2位「在学中のエントリー禁止」、3位に「NPO人気が高まる」が挙がりました。
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似た変化の意識を持つ人と未来を描くということ

似た者同士でグループを組み、未来の新卒採用について変化の兆しを相対する2軸で捉え、採用方法と人気企業を4象限に分けてシナリオライティングを行いました。
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全部で14のシナリオが描かれ、どれも実現すると面白いものばかりでしたが、
今回は中でも印象的だったシナリオについて紹介します。

「将来は副業が人気になるのではないか?
働く個人と企業の合致が求められる現状の中、働き方に対して多様性を認める声が多い。しかし働く先が1つという状態は自分の「仕事でやりたいこと」が「会社のやりたいこと」に一致している状態である、と言える。一方で話題のノマドやスーパーテンプといったパラレルキャリアは1つの熱中できる仕事を探している状態、と言えないか。つまり2つの間で仕事を探し求めぐるぐる廻っているんじゃないか?」

シナリオでは軸として、即戦力⇔ポテンシャル採用、仕事は1つ⇔パラレルキャリア、とされました。
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もう一つは、

「現在、最も問題となっているのは企業と学生のミスマッチにあり、3年3割と言われる原因となっている。現在の在学中の就職活動では自分の実力、「自分がやりたいこと」も分からないままになっているのが問題だ。しかし企業が採用活動においても競争状態にあるのが要因でもあり、企業は採用において良い学生が集まらないことを恐れている。その現状を打破するために問題意識を発信し続け、トップダウンのロビー活動で変えていく必要がある。」

シナリオでは軸として、在学中の就職活動⇔卒業後の就職活動、地元志向⇔グローバル志向、とされました。

最後にファシリテーターの山本さんから総括とともにお話をお聞きしました。

「新卒採用はステークホルダーが絡み合った複雑な制度である。その中で働き方やキャリア自体に多様性が見出されるようになった。その中で、慶應義塾大学の古市さんは「学士に夢をあきらめさせろ」と言っています。就職活動をする学生に求められるようになるのは未来を切り拓く力、「捨て身力」なのかもしれないですね。」
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今後の活動予定について

新卒採用探索セッションでは今後も活動を行い、実際に企業や行政に対し採用のコンサルタントにまで落とし込んでいく予定です。今年就職活動を経験した私には非常にホットな話題でした。大企業ではグローバル採用に向けた動きが出てきたりする中、スキルを持ったホワイトカラーやスペシャリストが台頭していくのか、社会人になる身としても今後の動向が気になるトピックです。民間企業、NPO、ベンチャー企業、行政機関、学生と新卒採用活動に関わる色とりどりの人から生まれる未来への創意空間。

続報が楽しみです!

気になった方はぜひ、参加してください。

Future Sessions

株式会社ビジネスリサーチラボ

 

セッションを取材いたします!

フューチャーセッション、フューチャーセンターから生まれたアクションを取材・写真撮影し、FutureCenterNEWS JAPANへ掲載させていただきます。お気軽にお問い合わせください。

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資生堂主催『2023年 日本の男性の未来 フューチャーセッション』レポート

女性も男性も、それぞれが自分らしく生きられてこそ、一緒にハッピーに生きていける。女性の生き方を応援し続け、2012年に創業140周年を迎えた資生堂が、日本の男性の未来に一石を投じます。

 

資生堂 × フューチャーセッションズ

主催は、女性用化粧品を中心に展開する、日本を代表する企業の一つである資生堂です。外部からの一般参加者のほかに、公募で集まった20名弱の資生堂社員も参加しました。

冒頭で挨拶に立った、資生堂の石井さん。
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セッション運営は株式会社フューチャーセッションズ。野村恭彦さん。
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中盤は野村さんも対話に加わり、上井さん、筧さんが進行を務めていました。

フューチャーセッションズ・上井さん。
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フューチャーセッションズ・筧さん。
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明るくすっきりとした印象の資生堂 汐留オフィス

会場は、資生堂の汐留オフィス。ロイヤルパークホテルと同じ建物です。右手は日本テレビ社屋の日テレタワー。
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化粧品の資生堂のイメージそのままの、明るくすっきりとした3F会議室です。
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女性と男性がともに日本の男性の未来を考える

資生堂は、言うまでもなく、女性の生き方を応援し、愛されてきた企業です。なぜ、日本の男性の未来を考える必要があるのか。最初にファシリテータの野村恭彦さんから、以下のようなセッションの狙いについての共有がありました。

女性が自由に生きても、男性が固定的な生き方をしていては、うまくいかない。女性も変わり、男性も変われば、一緒にハッピーになれるのではないか。また資生堂は、ライフスタイルを提案しているが、社内におけるワークライフバランスを見直す余地もある。自分たちが率先して輝く生き方をして、女性も男性も輝く方向のブランドメッセージを発信できないか。

資生堂のセッション主催チームの中では、男性化粧品のターゲットを充分に広げられていないのではないかとの議論もあった。フューチャーセッションを通じて一人ひとりの行動や振る舞いが変わり、それを資生堂や他企業がサポートするビジネスを展開していく。単に男性が必要とする化粧品を売るのではなく、もっともっと大きな意味が見出せるのではないか。

続いて、男性と女性でのペア対話の時間です。さすがに化粧品を展開する資生堂のセッションということで、女性の数が多く、男女比はほぼ半々でした。

男性は「10年後にどう変わっていたいか」、女性は「自分の周囲の男性に、どう変わってほしいか」について語ります。
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日本の男性が変わらざるを得ない変化の兆しを集める

3セットのワールドカフェ。5名前後でグループを作り、「日本の男性が変わりたい、変わらざるを得ない変化の兆し」を抽出していきます。
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1セット12分のグループ対話が終わると、ホスト役一人を残して全員が席替え。多様性を取り入れながら、対話を深めていきます。
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重要な変化の要因を特定

テーブルごとに、付箋に書き出された変化の兆しを、「不確実性」と「インパクト」の2基準に従ってマッピング。さらに全員分を一箇所に集め、重要な変化の要因を特定しようと試みます。
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続いて、ドット投票。気になる変化の兆しに投票します。
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投票結果に基づいて、上位13種類の「日本の男性が変わらざるを得ない変化の兆し」を抽出。参加者それぞれが、気になる変化の兆しに自分の名前の付箋を貼り、グループ分けを行います。
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1. 性的欲求が下がっている
2. ステータスを必要としない
3. 上昇志向が薄れている
4. 女性が大黒柱化
5. 「やさしい」が男性の人間性を表現する言葉
6. 女性が男性と話していて「わかる」ことが多い
7. 男女が美しい両想いではなくなる
8. 男性専用車両を求める男性が増える
9. シングルファーザーが増える
10. 競争しない、平和主義
11. 「精神的な強さ」がもてる基準になる
12. 男らしさがギャグになる
13. 女性っぽさが許される

特徴的だったのは、男性が今までよりも弱くなる方向性の変化が多かった事実です。今回のフューチャーセッションを左右するような、大きなポイントになりました。

 

未来のシナリオを描く

各チームの変化が実現したら、どのような男性が現れてくるかを、フレームシートに従って考えていきます。

・未来の男性のタイトル
・変化の要因から、どのような男性が現れてくるのかを示す背景
・未来の男性の名前、肩書き
・「見えるもの」「言っていること」「していること」「感じていること」「聞こえるもの」
・未来の男性の3大課題

対話の場が熟し始め、各テーブルが対話に夢中になっている様子が伝わってきました。
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プレゼンテーション

未来の男性像を、各チーム1分の持ち時間で発表します。笑いあり、寸劇ありの、とても盛り上がった時間になりました。
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変化のポジティブな面を評価してよりよい社会を創っていく第一歩に

最後にグループでセッションで得た気づきを共有します。
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ファシリテータの野村恭彦さんから、総括がありました。
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色々なアイデアが出て、一つひとつには「あるな」と感じても、(男性が弱くなる兆しが多かったので)本当にそっちの方向に進んでもいいのかという疑念も生まれた。これは未来予測ではないが、ある方向に社会が動いているのは事実。古い価値観で「軟弱だ」と切って捨てることもできるし、ポジティブな面を引き出すこともできる。ポジティブな面を評価してよりよい社会を創っていく第一歩になればいい。同時に「男性の未来」を資生堂が応援するからこそ意味がある。女性を応援してきた資生堂が「男性の未来を」と言うから、女性がこんなに集まって、男女で一緒に考えていける。2回3回とセッションを続けていく。オープンイノベーションに繋げていくような活動を目指したい。

 

2回目以降のセッションに注目!

資生堂主催『2023年 日本の男性の未来 フューチャーセッション』は、連続3回セッションの予定とのことです。

男性の弱体化という兆しを受けて、今後のセッションは、どのような未来をデザインしていく結果になるのでしょうか。非常に注目されます。資生堂および株式会社フューチャーセッションズからの続報が楽しみですね。

 

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