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こども目線で世の中を見て、この手で動かす。『Child Future Session Week プレ・セッション』レポート

2013年12月14日(土)、年明け2月のChild Future Session Weekを控え、「こどもや、こどもを取り巻く環境のために何かしたい」と考える人々が、開催したいセッションを具体化したり、仲間を見つけたりするための、プレ・セッションが開催されました。

60人以上もの分野も強味も異なるイノベーターたちが参加し、約50ものセッションアイデアが生まれました。

 

Child Future Session&フューチャーセッションズ

仕掛人は、今まで4回のChild Future Sessionを展開してきた、小笠原舞さん。
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ファシリテーターは、株式会社フューチャーセッションズの野村恭彦さんです。
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会場は、イトーキ東京イノベーションセンター『SYNQA(シンカ)』。従来は、株式会社イトーキが運営する、顧客向け会員制スペースです。今回はChild Future Session Weekのために、特別に提供されました。
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SYNQA

 

こども目線で世の中を見て、この手で動かす。

Child Future Session Weekが企画されたのは、今まで4回のChild Future Sessionを展開してきた小笠原舞さんが、セッションで出されたアイデアの持続性や、社会への影響力に限界を感じたからだそうです。

冒頭、小笠原舞さんと一緒にChild Future Sessionを立ち上げた、アサヒ飲料株式会社の中村威さんから、Child Future Session Weekの目的について語られました。
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「一つは、Child Future Session Weekの中で、たくさんの課題をこども目線で見てみようということ。もう一つは、出てきた課題や解決策を、全員で共有しましょう、ということを目指しています。世の中では、個々では色々な活動がされています。が、今回の大きなチャレンジは、バラバラに活動するんじゃなくて、お互いに繋がり合って大きな社会インパクトを作っていこうということなんです」

 

テーマを広げる

ペアを組んで「自分自身がどんなテーマでこどもに興味を持っているか」を語り合い、自分のテーマを広げるヒントを得たあと、さらにイマジネーションを広げるため、フィッシュボウルに移ります。

通常、フィッシュボウルは、発言者数名を中心にして、円になって囲む形ですが、今回は会場『SYNQA』の形状を活かして、階段に座ってのトークとなりました。
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小学校教諭、保育士、夢鑑定士、Webプロデューサー、greenzのライター、小児科医など、本当に様々な立場の、様々な物の見方を通して、「こども」というテーマが語られました。

さらに、グループをつくり、「こども×●●」というお題でのブレインストーミング。短時間でどれだけのアイデアを出せるかにチャレンジします。
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洗練させる

やりたい! と手をあげたリーダーのテーマを洗練させる、プロアクションカフェに移ります。

希望者を募ったところ、想定を大幅に上回り、なんと20名もの人が名乗りを上げました。
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テーブルの数が足りなかったため、10名ずつ2回に分けて、それぞれのテーマを洗練させていきます。
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まずは、それぞれのテーマについて、具体的な内容や思いなど、「本当にやりたいこと」を聞き出し、浮き彫りにしていく時間。続いて、セッションを成功させるために必要な要素をみなで考える時間。さらに、そのテーマにとっての「次の一歩」を考える時間が設けられました。
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50のセッションアイデアが生まれる

最後に、「どんなセッションを、いつやるか」について、ふせんに書き、貼り出します。
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なんと、約50ものフューチャーセッションのアイデアが出されました。
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中村威さん。
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今日、一番やりたかったことは、大人都合になっている社会を、ちゃんとこども目線で見ようね、ということです。ここから生まれてくる取り組みは、ちゃんと「こどものためにあるかどうか」ということで、みなさんと大きなムーブメントを起こせればな、と思います。

小笠原舞さん。
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70名近く参加してもらって、約50のセッションのアイデアが出ました。私ひとりでは思いつかないことが、みなさんのお陰で形になりました。みんなで社会を作っていくのが大人の役割だと思っています。Child Future Session Weekでみなさんと一緒に作っていきたいと思います。今日をきっかけとして、みなさん、どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。

 

CFSWは2014年2月9日(日)〜14日(金)

Child Future Session Weekは、2014年2月9日(日)〜14日(金)の日程で開催されます。

特にプロアクションカフェでは、想定を遥かに上回る方が手をあげ、参加者の強い意気込みを感じました。Child Future Session Weekでどれだけのセッションが開催されるのか、期待が膨らみます。

FutureCenterNEWS JAPANでも、Child Future Session Weekに全面取材協力いたします。みなさまもぜひ、開催される一つひとつのセッションに足を運んでください。

開催セッションは、『OUR FUTURES』上に、随時登録されていく予定ですので、チェックしてください。

Child Future Session Week

 

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鯖江市で地域イノベーションにおけるフューチャーセンター活用について講演を行いました

特定非営利活動法人Comfortさばえの浜口真一さまよりご依頼いただき、地域・地方おけるフューチャーセンター活用について、FutureCenterNEWS JAPAN編集長として、講演を行いました。

個人的に、地域を良くする手段としてフューチャーセンターに着目したのが、フューチャーセンター・メディアを始めた発端です。地方・地域におけるフューチャーセンター活用のお手伝いは、積極的にさせていただきたいと思っています。

私でお役に立てることがありましたら、ぜひお声掛けください。

 

講演概要

2013年10月14日(日)14:45〜18:00
鯖江市文化センター
テーマ「地域イノベーションにおけるフューチャーセンター活用」

さばえ公共未来塾2013
http://sabae-koukyou.jimdo.com/

 

フューチャーセンターを知る(90分)

1. フューチャーセンターとは

2. 日本におけるフューチャーセンターの活用状況

3. 問題提起:いつもの会議の何が悪いのか?
■いつもの会議は、現状での最適解を求めるものである
未来志向の重要性について
事例紹介/福島県南相馬市「みんな未来センター」

■決まったメンバーで活動するため、タコツボ化しやすい
多様性のある場をつくる

■下手なことは言えない雰囲気があり、一部の主導で進められる
誰もが対等な場をつくる
ひとり一人が主役
バカげた意見こそ歓迎する

■責任を振り分ける場であるため、ポジティブな空気になりにくい
「相互理解」と「理想の未来の共有」のための対話
事例紹介/福島県南相馬市「みんな未来センター」

 

フューチャーセンターを活用する(90分)

1. フューチャーセンターの2つの機能「アイデア創出」と「コミュニティ醸成」
企業におけるアイデア重視の活用
地域におけるコミュニティ醸成重視の活用

2. 地方における活用事例の紹介:熊本県・黒川温泉
じゃらんリサーチセンター・地域イノベーション研究におけるフューチャーセンター活用

3. フューチャーセンターは「ツボ」を押す役割である
「複雑系」という考え方

4. フューチャーセンター活用の様々な事例
都市/みなとフューチャーセンター
行政/東京都
企業/資生堂
NPO・個人/Child Future Session
テーマごと/エネルギー問題

5. 事例紹介:静岡県立大学経営情報学部・国保ゼミフューチャーセンター
研究室におけるフューチャーセンター活用の仕組み
様々な相乗効果
学生と企業による地域活性「茶の和」プロジェクト

6. フューチャーセンターの7つの運営形態
大学
行政
企業
不定形
場所貸し
寺社
シェアハウス

7. フューチャーセンターを作りたいと思ったらどうすればいいか?
フューチャーセンターまとめ
トータルデザインを考える
種を蒔くための土壌を作る(人間関係をつくる)
優れたフューチャーセンターの場を体験し、実感する

 
初めての北陸・福井県ということもあり、4歳と2歳のこどもたちを含め家族で押し掛けましたが、懇親会の開催や、福井県の伝統的民家への宿泊をコーディネートしていただくなど、たいへん良くしていただきました。

浜口さん、さばえ公共未来塾のみなさま、どうもありがとうございました。

 

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7つのテーマが羽ばたく!『子ども達にいい社会をつくるためのChild Future Session vol.4』レポート

こどもたちにとってよりよい未来を生み出すためのChild Future Session。主催の小笠原舞さんの強い思いは、第1回セッションで形になり、『asobi基地』が生まれました。今や毎週のようにイベントが開催され、多くの人々に支持されるコミュニティへと進化しています。

asobi基地のように、対話から生み出される具体的なアクションを応援しようと開催された、第4回セッションの様子をレポートします。

 

Child Future Sessionをつくる人たち

この日の司会・ファシリテータは、中村威さんと小澤いぶきさん。
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Child Future Sessionの生みの親・小笠原舞さん。この日はゲストスピーカー。
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そのほか、asobi基地のキャストをはじめ、たくさんの人たちがセッションを作っていました。

 

セッションの前にasobi基地!

午後のセッションに先立ち、こどもたちから気づきを得ようと、午前中はasobi基地を開催。会場のエコライブオフィス品川は、広いルーフバルコニーが併設された開放的な空間です。こどもたちは縦横無尽に遊び回ります。
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お昼は、みんなで手作りホットドッグ。こどもたちはお腹を空かせて満足そうに頬張り、大人からも「やっぱり外で食べるご飯は美味しい!」という声が聞かれました。
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こどもたちが身近にいる空間のまま、セッション開始

昼食のあと、Child Future Sessionが始まります。午後も数人のこどもたちが居残り、お昼寝をしたり、遊び回ったり、大人たちに混じってセッションに参加したりしていました。

Child Future Sessionの趣旨説明、フューチャーセッションについての説明からスタート。
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続いて小笠原舞さんも加わり、Child Future Sessionから生まれたasobi基地の紹介です。
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実際にasobi基地で遊ぶこどもたちを見ての感想を数名に聞き、全体で共有します。
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・親が他の子とも自然に遊んでいて、素敵な空間だと思った
・こどもたちはみんなそれぞれ違う遊びをしていることに驚いた
・遊んでいるこどもを見ている親たちが楽しそうにしていた
・こどもを自由に遊ばせたいが、周囲の目が気になる。asobi基地では自由な空間というコンセプトなので、親も堂々としていられる

などの感想が聞かれました。

 

電車内のベビーカー問題から自由に対話

司会の中村さんから、「asobi基地は放っておいても小笠原舞さんが発展させてくれる。今日は、セッションが終わったときに、asobi基地のようなプロジェクトが生まれて動き出している、というところまで持っていきたい」と、この日のセッションの目標設定が語られました。

休憩を挟んで、数人の対話を全員で見守る“フィッシュボウル”が始まります。実際に対話する中央の席は一箇所空けておき、語りたい人が自由に参加していいルールです。テーマは電車内のベビーカー問題からスタートし、場の空気によって話題を自由に広げていきます。

子育て環境に日々思うところがあるお父さんお母さんや、保育関係者を中心に、対話は盛り上がりを見せます。
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思いを持った7人が持ち込んだテーマについて対話を深める

具体的なアクションへ繋げるための対話が始まります。「どうしてもこの話題で話したい」という思いで参加した7人に手を挙げてもらい、それぞれがテーマを掲げます。

1. 2030年の子供の住まいをどう考える?
2. 子育てにおけるスポーツの重要性と可能性について
3. パパ育
4. 学校をみんな色に塗りかえたい!
5. 遊びと安全の確保
6. 屋内でもからだあそびを、いつでも、どこでも、誰でも楽しくできるサービス商品
7. 幼児教育に求めるものは?

参加者それぞれが、対話してみたいテーマを選び、5人前後のグループをつくります。
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あっという間に模造紙が、アイデアや気づきで埋まっていきます。多様性こそが宝だと実感する瞬間です。
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リーダー7人の気づきの共有

対話は、全員が入れ替わるルールで2セット。持ち込んだテーマについて、対話をしてどうだったか、7人のリーダーが感想や気づきを全体にシェアします。
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活動のヒントが見つかったのはもちろんですが、自らの考えを話し、対話する中で、考えが整理されたり、迷いが吹っ切れたリーダーが多かった事実が印象的でした。

Child Future Session Vol.4から7つのプロジェクトが羽ばたきました。

ブラッシュアップした各プロジェクトは、Facebookグループ・Child Future Center 公式コミュニティで引き続き意見交換したり、アイデア出しを続けていったりするとのことです。

 

多様な関わり方を応援するコミュニティ

Child Future Session Vol.4での気づきを、参加者全員で共有します。
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小笠原舞さんからは、「こどもたち、ありがとうございます!」と拍手をうながす声が。
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こどもと一緒にセッションをするのは新しいチャレンジだった。やって良かったし、参加してくれたお父さんお母さんがいて感謝したい、とのことでした。

Child Future Sessionをやり始めて1年間、充実していたし、あっという間だった。自分で活動しようという人も、サポートしようという人もいる。それが多様性。今日のプロジェクトの進捗状況を共有したり、今日の気づきを共有したりしたい。それぞれのやり方で関わって、継続的なコミュニティにしていきたい

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子育て環境に疑問を感じていたり、「こどもたちにとってよりよい未来を生み出すために、何か行動したい」と考えたりしている方、ぜひ小笠原舞さんや、Child Future Centerにコンタクトを取ってみてください。各自の問題意識、それぞれの関わり方でのアクションを応援するコミュニティがここにあります。

【主催者WEBサイト】
Child Future Center 公式コミュニティ

asobi基地Facebookページ

また、『READY FOR?』にて、新しくクラウドファンディング・プロジェクトがスタートしています。要チェック。
親子でいろんな体験が出来る「期間限定asobi基地カフェ」がOPEN!(小笠原舞) – READYFOR?

 

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